訪問看護のオンコールに関するストレス

訪問看護の現場では24時間365日、利用者から連絡が来れば対応する「オンコール」を行っています。病院などの夜勤と異なり、ずっと勤務している必要はありません。連絡があったときだけ対応すれば良いので、夜勤に比べれば楽だと感じる方もいるでしょう。しかし、オンコールの大変なところはいつ利用者からの連絡が入るかわからないところです。オンコールの当番に当たった日は待機していなければいけませんが、連絡が立て続けに入ることもあれば全く連絡がないこともあります。

このように、いつ連絡が入るかわからないという環境にストレスを感じる人もいます。また、オンコールは日常の定期的な訪問と異なり、緊急性の高い状況であることも多いため、緊張感にさらされます。これもまたストレスのもととなり得るでしょう。

このようなオンコールのストレスに負けないためには、仕事以外の時間でしっかりストレス解消を行う必要があります。例えばゆっくり体を休めるのも良いでしょう。もちろん運動をしてリフレッシュするのもおすすめです。また、買い物や外食、イベント、旅行などに出掛けるのも1つの方法です。ストレスを溜め込んだまま解消しないと心身の調子を崩してしまう可能性もあります。モチベーションを維持しながら働くためには、しっかり息抜きをしつつオンコールと上手に付き合っていくことが大切です。なお、訪問看護の仕事に転職する場合は、応募の前にその職場のオンコール体制についてよく調べておくと良いでしょう。